非対面営業重視へシフトする5つのメリット
コロナ禍や働き方改革などの影響により、営業スタイルも大きく変化しようとしています。
特にその中でも注目したいのが、非対面営業です。訪問を前提とする対面型の営業と違って、オンラインなどの通信手段を活用するのが大きな特徴で、コロナ禍によって人の接触を減らす必要性や、テレワークの普及による営業の在宅勤務化などによって近年多くの企業が導入を進めています。
今回は、この非対面営業重視にシフトすることによって得られる5つのメリットについて解説します。
より多くの相手と商談ができる
オンラインによる非対面営業では、移動時間の概念がありません。
極端な話、ある得意先と商談をした5分後に別の得意先と商談をすることも可能です。これまでは移動時間によって1日に商談ができる件数に限度があったと思いますが、非対面営業によってその問題が劇的に改善します。
特に出張を伴うような遠方の得意先と商談をする場合、非対面営業のメリットはより大きくなります。
営業コストや人員を減らす事ができる
移動がなくなるということは、交通費のコストからも解放されます。
また、1日に商談ができる件数が多くなるということはそれだけ1人の営業マンがこなせる業務量が多くなります。その余った人的リソースを別のところに振り向けても良いでしょうし、少人数で営業活動に取り組むのも良いでしょう。いずれにしてもコストと人員の削減は経営のスマート化に大きく寄与します。
スケジュール調整が容易になる
クルマを使ったルートセールスをしているような営業スタイルだと、渋滞に巻き込まれたり、電車であっても遅延などの不確実性があります。
しかし非対面営業であればこうしたリスクがないため、スケジュール通りの営業活動ができるようになります。スケジュール調整が容易になることでより多くの商談機会に恵まれるでしょうし、その分成果も出やすくなります。
Web上で取引をスムーズに行える
Webサイト経由で獲得したリード(見込み顧客)に対してオンラインで営業活動を行い、成約まで到達することも可能になりました。
こうした手法は「インサイドセールス」と呼ばれ、内勤スタッフが営業マンとして活動することができる画期的な営業スタイルとして注目を集めています。
特にインサイドセールスが誕生したアメリカでは国土の広さゆえに遠隔地との営業活動におけるコストや効率の問題を解決するために、こうした手法が考案されました。すでに多くの企業が成果を上げており、日本でも本格的な普及が見込まれています。
フィードバックにより商談の質が向上する
非対面営業ではITツールを使った営業活動の一元管理をするのが普通なので、個々の営業マンが行ったリードへのアプローチやその結果が集約され、可視化されます。
そこから課題を分析し、アプローチの内容をブラッシュアップしていくことで、営業ノウハウがどんどん磨かれていきます。実際に非対面営業を導入した企業は成約率が向上していることがデータでも示されており、どうしても属人的になりがちな営業活動を組織的な活動に昇華させるのにも役立ちします。
非対面営業にシフトすることで得られるメリットを5つの項目に分けて解説しました。この中でも特に注目していただきたいのが、コストや時間の節約と、営業ノウハウのブラッシュアップです。この2つは非対面営業が持つ本質的なメリットなので、これらがいかせるのであれば御社も非対面営業にシフトしていくことで大きな結果が得られるかもしれません。
もちろん今すぐすべての営業活動を非対面に置き換える必要はありません。最初はインサイドセールスを導入してみて非対面営業を経験し、徐々にシフトしていくのが最も無難で低リスクです。
インサイドセールス代行を提供
トークスクリプトからリスト作成全て貴社の営業活動代行致します。
インサイドセールスで成果を上げるには、質的・量的の両面でリード(見込み顧客)を獲得していくことが重要です。
そのためにテレアポを活用する企業は多いですが、近年では機密保持などの観点から電話営業をしても担当者や決裁権限者にたどり着けないことも多々あります。
そこでハジマリでは戦略的テレマーケティングにより、バイネームによるリード獲得をいたします。
これにより、元々は自社のターゲットではない、もしくは優先順位が低いマーケットだったターゲットゾーンも自社のリードとすることができるため、営業活動の選択肢がぐっと広がります。